田中ガイドの講習でお勉強!byなっちゃん

4/24に銀座店で開講された田中ガイドによる講習会、

『上手に高度に順応する』という高所登山へ向けた講座を受講してきました!

 

17項目にわかれたチェック事項を順に解説していただき、それぞれの良い点・悪い点などお話をききました^^

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◎そもそもなぜ高山病になるのか?

高所で空気が軽く(薄く)なる=酸素が少ない(低酸素)ので身体に取り込みにくくなる→血中の酸素飽和度が低下→各循環器・脳が必要とする酸素量が不足する。

=高山病の初期症状が出始める(頭痛・めまい等)→酸素を運ぶ赤血球(ヘモグロビン)が増加→血液の水分量低下→体内の血液循環の悪化=体内で様々な影響が出てくる。

このようなことから、倦怠感、頭痛、吐き気、消化不良、浮腫、めまい等の症状が出るそうです。

 

 

そして今回の講習の中で、高山病にならない為にも個人的に気をつけようと思ったのが以下の項目です!

□上手に歩く=小また歩き、ゆっくり足を運ぶ、上手な重心移動

→30~40代の男性が高山病になりやすいそうですが、原因としては筋肉量が多いこと。持ち前の筋力をフルで使うと、無駄にエネルギーを使ってしまうそう。

田中ガイドのたとえでは、「燃費の悪い車」とのこと。なるほど(・_・)筋肉の動きを大きくしないよう意識してゆっくり歩いたほうがいいそうです。

 

□適切な登降スピード=おしゃべりが可能なくらいの一定ペース♪(有酸素運動◎)

→ツアーなどでは難しいかもしれないけれど、一定ペースのがベスト。

 

□休憩・水分補給・温度調整

→休憩も30分~1時間に1回など。その時にはウェアの調整や栄養・水分補給をわすれずに。そしてパーティーで行動中はその後止まったりしないよう、上記の事は必ず同じタイミングでするのが◎!

 

□睡眠のとり方=高度に充分慣れてから

→高山病になる方の半数は、寝ている間になるそうです!寝ている間は酸素の消費量も減りますが、摂取量も減るためだそうです。

キナバル山は富士山よりも高い山・・・不安がいっぱいですが、しっかり宿泊地で高度に慣れてから寝たいと思います><。

 

4/25に登った日向山では、歩き方・スピード・休憩・水分補給・温度調整・呼吸法を意識してみました!

普段と同じトレッキングでも、意識して登ると身体の楽さも違います^^

慣れるまではひたすらトレーニング頑張りたいと思います!

 

 

・・・さて、今回講師を務めていただいた田中ガイドはいつもは白馬店に勤務しております♪いろいろな経験談を楽しくお話して下さるので、お勉強が苦手な私も楽しく講習に参加できました^^笑

今後も各地で田中ガイドの講座があるので、ぜひぜひ皆さんご参加ください^^♪

今回の対応実技講座として5/16(土)に奥武蔵・伊豆が岳のツアーがあります♪もちろん田中ガイドが同行しますので、安心してご参加ください~!

≪★詳細・お申込みはこちら★≫

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byなっちゃん